aki100mac’s blog

日頃考えていること、体験したことをブログしています。

淀キリ再訪

淀キリの週報

ヘンリ・ナウエンについて

淀キリ 大阪チャーチ

大阪に淀川キリスト教病院という大きな高機能病院があります。
私が在籍した当時、1990年7月には、それまでの200ベッドから300ベッドくらいの規模の病院を、当時の白方病院長が、いきなり600ベッドを超える特定高機能病院にステップアップしたばかりでした。東淀川区西淡路という地区でした。今は同じ市内でも阪急京都線崇禅寺駅傍の柴島(KUNIJIMA)という淀川沿いの地区に移っています。一般病床630ベッド、ホスピスや子どもホスピスが有名です。
 地元ではYODOKIRIという愛称で親しまれています。現在のキャッチフレーズはー高度であたたかな医療、寄り添う医療ーだそうです。
移転した跡地には、老人保健施設が作られています。ここも崇禅寺駅から徒歩10分とホームページにはうたわれています。
 主に介護を必要とする入所者や通所者への介護施設ですね。食事を自分で摂取してリハビリを重ねながら、何とか自宅へ戻る道を探る、そんな働きをしているとのこと。
 主に入所サービス、ショートステイ、通所リハビリが3本の柱であり、それを多くの専門スタッフが支えている、そんな老人保健施設ですね。
 私が在籍した当時は淀川キリスト教病院の母体の「宗教法人在日本南プレスビテリアンミッション」が、元の病院のブラウン記念チャペルで毎朝の職員礼拝と、日曜日礼拝を守ってきていましたが、2011年3月からは新たに教会を建設して、礼拝が続けられているようです。、ただ、コロナ禍の現在は、礼拝には少人数のスタッフのみが出席して、その様子をベッドサイドのテレビに配信していると、ホームページにありました。
 その礼拝では、スタッフが交替で朝のメッセージをします。私も2,3回お話ししました。この病院にはチャプレン室があります。そこに専属のチャプレンが、老健施設でのメッセージを担当しているようです。
 さて、前書きが長くなりましたが、そのような環境でのメッセージです。
 ここに出てくるヘンリ・ナウエンはオランダ人で、カトリックの司祭でしたが、ハーバード大学の教授でもありました。彼の著作では、「最大の贈り物ー死と介護についての黙想(2003年発刊)が有名です。私も読みました。「闇への道 光への道ー年齢(とし)をかさねること」(1991年発刊)、これも読みましたがいずれも今は絶版です。
 安部 勉チャプレンが仰っていること、かなり共感ができます。ただ、クリスチャンでない人にはやや理解しづらいのかと思いますが・・。いずれにしましても、私たちは自己主張しながら毎日を生きている訳ですが、立ち止まって、語ることよりも聴くことが大事であること、一日の中で静かな時をもち、そっと内省することを忘れないことが、自らの魂に栄養を与えることになるのではないかな、と、そう思います。

西淡路から柴島に移転した淀キリです。

私が在籍した当時の白方病院長です。今の淀キリの礎を作られました。

私が在籍した当時、外科の副院長をされていました。日本基督教団大阪教会に誘っていただき、聖歌隊に入れていただきました。何かと後ろ盾になってくださいました。感謝しています。