aki100mac’s blog

日頃考えていること、体験したことをブログしています。

緩和ケア病棟のラウンジに迷い込んだ雀さん、大救出作戦

田川市立病院緩和ケア病棟のラウンジ この窓のブラインドに雀さんが・・
田んぼの苗植え、この辺りはほぼ終わっています。水が張られた田んぼの方から、蛙たちの合唱が聞こえてきます。 今朝は雀たちがチュンチュン囀り始めました。そうそう、昨日の夕方、一匹の雀が緩和ケア病棟のロビーに迷い込んできました。なかなか外に出ることができず、あちこち飛び回っていたのですが、そのうち疲れたのか、外がよく見えている、一面の大きなガラス窓、そこのブラインドの上縁にちょこんと鎮座しました。するとどうでしょう、仲間の雀たちが、ガラスの窓越しに何度も何度もやってきては、「なにやっているの?早く出てお出でよ。」と言っているかのように、心配そうにこちらを観ています。そして外を、「ほらこんなふうに飛ぶのよ!」とでも言っているかのような仕草で、窓すれすれのところえを飛行しては、出てくるのをまっているではありませんか。
  私たちだけでは無理と判断しまして、病院の管財課に連絡しました。そしたら、お二人来られまして、それぞれ手には鳥の捕獲用と覚しき網を持ってきています。それで捕獲しようとしたのですが、すんでのところで逃げられ、今度はナース・ステーションの窓とブラインドの隙間に逃げ込むました。しめた、その窓は火災などのときに煙を外に出すため、外に向かって開くのですね。そこで、取っ手をグルグルまわして・・、あれ、動かないぞ、これってほとんど動かしていない、それで極端に動きが悪い、そんななかでも、雀は逃げようと必死です。こちら人間側も、網など持って、ブラインドと窓の間の雀さんを逃がさないように必死です〜。すったもんだの挙げ句、ようやく窓が少しだけ外に開きました。するっと外に向かって羽ばたいていきました。
 緩和ケア病棟のスタッフ、管財課のスタッフ、それにたまたま来ておられた看護部長さんも加わり、雀さん大救出作戦は終了しました。みんなのお顔に、大きな仕事を一緒になってやり終えた、一種清々しい達成感が漲っていましたね。皆さんボランティアとなって、いい汗をかきました。さて、今日はどんなドラマが繰り広げられるのでしょおうね。