大分に来ています。
アミュプラザ大分は面白いところです。一つ一つの店がそれぞれ自己主張しているんですが、それが全体として、個性のある空間になっています。
ただ、レコードショップが無かったので、インフォメーションで訊きました。
大分駅から続く、セントポルタ中央町の中程にETO NANKAIDOというショップがあるとのこと。駅から歩いて10分くらいのところ、商店街の中程の所にありました。覗いてみました。
ピエール・ブゾンというピアニストの弾く、ピアノバラード「ラ・ヴィー」という2枚組のLPレコードを購入しました。少し盤面が反っているとのことですが、なに、音がちゃんと出れば問題ありませんからね。
ブゾンというピアニストは、昔帝国ホテルのラウンジなどでピアノを奏でていた人らしい。このレコードは、ずっしりと重く、パリの街角を切り取ったかのようなジャケットが素敵です。ほとんどジャケ買いしてしまったと言われても仕方がない、そのようにして今手許にあります。
今はもう夜も10時を廻っていますので、明日の朝、持ってきたポータブルのレコードプレーヤーにかけて、菅野置彦という伝説の録音担当の凄腕の仕事ぶりを体感してみたいと思います。
もう1枚は、「ポートランドのキーボード奏者、ダン・シーゲルが1982年にリリース。当時フュージョン旋風が起きた爽やかな作品。LARRY CARLTONがギターで参加!
W/OBI,ライナー付き.」というものです。
これもほとんどジャケ買いでした。アメリカ西海岸を連想させるような、アメリカの白人の女の子の水着の後ろ姿。これはやられました。
あのマーリン・マクレインやラリー・カールトンがギターで参加しているからには、きっと気に入るに違いありませんからね。
なかなかよいお店にあたりました。
大分駅に向かって帰っていましたら、レンガ造りの建物が道の向こう側正面にあるのが目に入り、脇道に入りました。すると、クラフトビールとソフトクリームを販売している、ちょっと面白いショップを見つけました。そこで売られていたビールは、何と、福岡圏は遠賀郡岡垣町のクラフトビールだったんですね。そのビールの中で、ヱビスビールに近い印象のものを買い求めました。
大分駅前は、空間がゆったりしていて、人もそんなに多くなく、すべてがユックリしています。せわしくなく動き回っていると言う印象は無く、余裕を感じます。
気持ちをピンと張りながら仕事をしているようなとき、ここに来るとだいぶノンビリして、生活のスピードも抑え気味になりますので、かなり気持ちの上でリラックスできます。
イヤ_〜いいところです。