ちょっと郵便局に用時があり行きました。用時を済ませ、通りの向こうを見ますとちょうど駅前の商店街がありました。まだここに来てから商店街には一度も足を踏み入れていませんでした。
では、ちょっとどんな感じなのか、行ってみましょうか、と。
日曜日の午後なのに、お店が一軒も開いていません。
歩いているのは私だけで、私の靴音しかしません。静寂です。
黒崎の商店街、直方の商店街、戸畑の商店街・・、日本全国、津々浦々、大都会以外はどこも同じようですね。私が小学生、中学生、高校生だった頃とは商店そのものが、大きなスーパーにどんどん浸食され、人々が購買するところも次第に変わりましたからね。仕方がないのと、そのスーパーやデパートさえもが、今度はネット販売に押されてしまい、やがては消えていく運命になりそうです。残るのは食品売り場やデパ地下などに限られていそうです。
特に地方は、その波に飲み込まれていき、やがて消えゆこうとしています。
或る本には、「数十年後、九州で今よりも人口が増えて生き残るのは、福岡市くらいでしょう・・」と記載してありました。
ここを観ますと、アメリカ中西部の昔は栄えていたところが、ゴーストタウンになり、失業者、高齢者で溢れている現状をリポートしていたテレビの番組を思い出します。
こうした人の営みの栄枯盛衰に左右されないような生き方を、探していこうと思います。