aki100mac’s blog

日頃考えていること、体験したことをブログしています。

好きな時に、好きな場所で、好きな人と共に受ける緩(寛)和ケア

Panasonicが起死回生の一打を放ちましたね。それがこれ、プライベート・ビエラの新型です。飯塚のEDIONで見かけました。「好きな時に好きな場所で、テレビもYouTubeも楽しめる!」のキャッチフレーズがいいです。売り場の店員さんによりますと、「直線で見通しのいいところなら、本体から300メートル離れてもテレビが映ります。」とのこと。
しかも完全防水なので、お風呂でも視聴ができ、しかも500Gの録画機能もあり、iPhoneでも録りためた録画の再生ができますとのこと。
 完全に予算をオーバーしましたが、購入に至りました。が、店頭にあった最後の1台が先ほど売れました、明後日まで待てば再入荷してきますが、いかがいたしましょうか?もうこれは、それくらいは待ちますよ、それで昨日我が家にやってきました。しかも配達してくださったEDIONの方が、「設置もいたしましょうか?」と。それはもう喜んでお願いしました。その方も、「イヤ〜、こんなに薄くて軽いのに、無線で、、持ち運んで、どこでもテレビが映るんですね、感激しました。初めてです、こんなのは。Panasonicさん、最近はSONYやらいろんなところに追い抜かれていましたが、これはヒットですね。」と感激しきりです。
 好きな時に、好きな場所で、このキャッチフレーズを、そのままコピーして、「緩和ケア、好きな時に、好きな場所で」って、これいいでしょ。思い返せば、私が49才とまだ若かりし頃、TNCテレビに出演し、松中選手の奥さんと、某男性アナウンサーにインタビューを受けながら、緩和ケアについて語ったことがありました。それに先立ち、当時勤務していた木村外科病院のホスピス病棟「やすらぎ」の談話室で、同じくTNCテレビの取材クルーに語っている一幕があります。なんと言っていたかといいますと、「その方のおられるところ、それはご自宅であっても、病院であっても、ホテルであっても、都会であっても田舎であっても、その方がおられるところに、緩和ケアを届けること、そして最終的にはホスピスだけではなくて、病院や施設、全てで緩和ケアが行われること、それが最終の目的ですね・・」と、確かそのようなことを話していました。あれから20年近くが経ちまして、最近では、大きな病院には漏れなく緩和ケアチームがありますしね。
 私が日本緩和医療学会の教育研修委員だったときに,皆で語り合った夢が、現実のものになってきています。ただ、私が懸念していますのは、身体的な苦痛だけが問題とされていて、身体的な痛みの緩和のみに焦点が当てられている現実です。
 そのようなときに、私の目の前に、「Whole Person Care」という旧くて新しいIdiomが現れたのですね。戸畑高校二八会の同窓会が大阪で開かれなかったら、あの紀伊國屋書店には立ち寄らなかったでしょうし、一次会で私にしてはたくさんビールやら焼酎やらをたくさん飲んで早めに横になりたいが為に、あの1番街商店街をウロウロしていなければ、この本に出会うことは無かったはず。
 そう考えますと、出会うべくして出会った本です。
田川市立病院の緩和ケア病棟が整備されるまで1年を切りました。その間、スタッフと一緒に、この本は教育篇ですが、その前に実践編がありますので、まずはその本を勉強していきます。
 この年になって、まだまだ勉強できることがあるのは、幸せなことだと、そう思います。
 「好きな場所で、好きな時に、好きな人とともに受けることができる緩和ケア」を目ざしていきましょう

飯塚のEDIONです。

本文は断裁しましたが、これはそのまま残しました。