aki100mac’s blog

日頃考えていること、体験したことをブログしています。

緩和ケアの臨床、上梓しました❗

やっと完成しました。当院の「緩和ケアの臨床」についての小冊子です。JIS B6のサイズで、60ページです。持ち運べるように、ポケットサイズにしてみました。当院に採用されている医療用麻薬性鎮痛剤(オピオイド)やその他の鎮痛剤、それに緩和ケアで使用されているくすりについて、その使い方の概説と、当院の緩和ケア提供体制について、特に「緩和ケア内科外来」への紹介の仕方と、今年末に竣工を予定している「緩和ケア病棟」について、そして、「在宅緩和ケア」についてのガイダンス的な小冊子です。これを、医師、看護師全員に配布したいと思います。そして、当地の医療や看護、ひいては介護の充実に繋げていってもらいたいな、そう思います。

昔昔、私が小倉高校付設の明瞭学院に在籍しましたが、そのとき、「ポッポちゃん」という渾名を、親しみを込めて私たちはそうお呼びしていましたが、その数学の先生からいただいた、通称「赤本」という数学のエッセンスを詰めた、ほんとに小さな小冊子、あの小冊子のおかげで、数学については全国で誰にも負けない点数を取っていました。

 また、淀キリに在籍していました時、当時のホスピス科長(兼精神科部長?)だった柏木哲夫先生が、部長科長全員に配布されたこれまた小冊子のおかげで、淀キリを辞して6年後に某ホスピスにて実際を経験し、その3年後には福岡市で2番目となりました木村外科病院のホスピス「やすらぎ」を開設することができました。

中学生、高校生くらいのときから、「小さくて、エッセンスが詰まった本、冊子」が大好きなのでした。

この小冊子、昨今の出版業界の事情では、どこかの出版社が出して下さる、ということにはならない気がします。そこで、当院で印刷することになりました。非売品となりますが、あしからずご了承下さい。(^.^)ご(-.-)め(__)ん(-。-)ね(^.^)

126ページです。緩和ケアでの薬剤の使い方、緩和ケアの提供の仕方が主です。