aki100mac’s blog

日頃考えていること、体験したことをブログしています。

北九州市立美術館、戸畑のランドマークについて

エントランスに導く階段

北九州市戸畑区にあります、「北九州市立美術館」です。
3階のエントランスまで、階段でもエスカレーターでもいいので、上がって後ろを振り返ってご覧下さい。
こんな雄大な景色が拡がっています。初代館長は元北九州市の名物市長さんだった、谷伍平さんでした。
常識に囚われていない、想像する心を感じる建物を拵えました。
そこここに彼のセンスの良さを感じます。
エントランスまでの独特のアプローチは、何度行きましても新たな感動を覚えます。
彼は直方のご出身で、海軍士官として、若い時に欧州などの近代国家を視察なさったのであろうなと勝手に想像しています。
公害都市だった北九州市を蘇らせ、今ではイノベーションの拠点になっていますものね。
彼は並の政治家ではなく、時代の先取りをしていた、やはり異端児だったのではと思います。
建築界の異端児、安藤忠雄さんも、若い時にヨーロッパの建築を見ておられます。そしてやはり、それまでの建築の常識を打ち破る素晴らしい建物を世界各地に建てています。
「仕事は自分で創る」と今でも凄いエネルギーでもって、自己実現されています。
この方たちを見ますと、誰に遠慮すること無く、バイブルにあるたとえ話のように、「自分に与えられた天からのタラント(才能)を2倍にも、5倍にも、10倍にもして、神様に返す」、それが人間が本来与えられている、天からの使命なんじゃないのかな、とそんな気になりますもん。
それにしてもこの階段からの見晴らしは素晴らしい。
 
  • 北九州市立美術館、エントランスまで昇る階段の途中から
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